TOP > 日本について > 留学生活ガイド

留学生活ガイド

日本の通貨・物価

「円」が日本の通貨で、紙幣(しへい)は1万円、5,000円、2,000円、1,000円の4種類、硬貨(こうか)は500円、100円、50円、10円、5円、1円の6種類があります。商品を購入した際は、紙幣や硬貨を使って現金で支払う方法が一般的です。また、本体価格の5%が消費税として上乗せされるので注意してください。

銀行口座

銀行に口座が開設されていると、電気、ガス、水道などの光熱費が自動的に支払われたり、奨学金やアルバイト代などの振り込み先として活用することが出来ます。また、キャッシュカードがあれば、銀行や郵便局、コンビニエンスストアなどに設置されている現金自動支払機(ATM)で現金を引き出すことが出来ます。

口座開設の方法

外国人登録証明書(がいこくじんとうろくしょうめいしょ)、パスポートなど銀行が指定する書類を持ち、宿舎や在学校近くの銀行などで手続きを行ってください。なお、銀行によっては来日後半年を経過していないと口座開設が出来ない場合がありますのであらかじめ確認をしましょう。また、在学校が指定する口座を開設する必要がある場合は、在学校の担当窓口に相談をしてください。

電気・ガス・水道

宿舎が決定したら、電気、ガス、水道の開設依頼を行う必要があります。

開設方法

管轄(かんかつ)の電力会社(中部電力など)やガス会社(東邦ガス)へ電話などで直接連絡をしてください。
※ガスの開設の際は、本人の立ち会いが必要です。
※水道については、マンションやアパートなど集合住宅の場合は管理会社に確認をしてください。

料金の支払い方法

それぞれの会社から送られてくる払込用紙を使い、請求された金額を銀行や郵便局、コンビニエンスストアなどで支払います。銀行に口座がある場合は自動的に引き落とすこともできます。

携帯電話

日本で携帯電話(けいたいでんわ)を所有する場合は、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ウィルコムのいずれかと契約をします。使用できる機種や料金体系がそれぞれ違うため、比較検討をして選択しましょう。また、同じ携帯電話会社同士の通話は無料となるケースもあるため、友人と相談して決めても良いでしょう。

申込方法

ドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップ、ウィルコムプラザ、家電量販店などで契約が出来ます。

インターネット

インターネットの接続はプロバイダーを通じて行います。接続方法には電話回線、CATV、WiFiなど様々な方法がありますが、入居している宿舎によって条件が異なるため、契約する際は宿舎の管理会社に問い合わせてください。

日常の買い物

生鮮食料品や牛乳、パンなどの食料品やトイレットペーパー、ゴミ袋など日常生活で使うものはスーパーマーケットで大半が購入できます。曜日によっては価格を特別に下げて販売する「大安売り」も行います。また、コンビニエンスストアは深夜まで営業している店舗が多くあり、弁当やパンなどの食料品や日用品などが購入できます。この他、ホームセンターでは簡単に組み立てられる家具やラックなどが購入できます。

生活費

中部地方で暮らす留学生の平均支出額(へいきんししゅつがく)は月額127,000円で、占める割合で最も多い支出が学習研究費(がくしゅうけんきゅうひ)、次いで住居費、食費となっています。全国的に見ると、東京や横浜など関東地方に暮らす留学生の平均月支出額は151,000円、大阪や京都などの近畿地方は134,000円となっています。

中部地方の留学生平均月支出額   127,000円

項目別支出内訳

学習研究費 46,000円
通学費 4,000円
食費 24,000円
住居費 26,000円
電気、ガス、水道料金 8,000円
保険、医療費 2,000円
趣味、娯楽費 4,000円
その他の日常的な経費 6,000円
残額 6,000円

※独立行政法人日本学生支援機構「平成23年度私費外国人留学生生活実態調査」より

アルバイト

70%以上の留学生がアルバイト従事して収入を得ています。職種で最も多いのは飲食業(48.8%)、次いでコンビニエンスストアなどでの営業・販売(25.3%)、語学教師(7.5%)となっています。
大学生(学部正規課程)の時給額は800円以上1,000円未満が58.1%と最も多く、次いで1,000円以上1,200円未満が18.1%で、800円以上1,200円未満が76%以上になっています。

アルバイトを行うにあたっての注意

留学生がアルバイトを行うためには、在学校の許可を受けた上で、近くの地方入国管理局(ちほうにゅうこくかんりきょく)などにおいて資格外活動(しかくがいかつどう)の許可を受ける必要があります。また、従事する時間が1週28時間以内など条件があります。詳しくは在学校の担当窓口で相談してください。
※無許可や規定時間を超えるなど違反があった場合は、処罰されたり強制退去となる場合があります。

運転免許証

  • 自国の運転免許証(うんてんめんきょしょう)を持っている場合、一定の要件をクリアすると各都道府県にある運転免許センターで日本の自動車運転免許証に切り替えることが出来ます。また、国際運転免許証を持っている場合は日本国内でも自動車の運転が出来ます。
    ※国際運転免許証の有効期限は1年です。
  • 万一事故などを起こした場合の補償金額(ほしょうきんがく)が非常に高額となるため、日本で自動車を購入する際は、必ず加入する自賠責保険(じばいせきほけん)とともに、任意保険(にんいほけん)にも必ず加入してください。

医療保険

  • 1年以上日本に滞在する場合は「国民健康保険(こくみんけんこうほけん)」に加入しなければいけません。手続きは外国人登録を行った役所などに外国人登録証明書を持参して行うと、後日国民健康保険証が交付されます。
  • 加入後は毎月一定の保険料を支払います。保険料は住んでいる市区町村や収入によって異なりますが、概ね1ヵ月20,000円以内です。
  • 加入後、医療費の負担は30%になります。病気やケガのため医療機関で治療を受ける場合は必ず保険証を持参し、窓口で提示してください。

引越

  • 引越をする場合は、宿舎の管理会社や貸し主に引越日から規定の期間前に退室予告をする必要があります。また、電気やガス会社、水道局に引越をすることを伝える必要があります。
  • 家具や書籍など荷物は引越専門業者に依頼をして、専用トラックなどで転居先に運ぶ方法が一般的です。3月から4月は転居者が多いため、早めに予約をしましょう。
  • 転居をしたら、郵便局で転居届用紙を受け取り、記入して提出してください。届出後1年間は旧住所から新住所へ転送されます。

日本について

お問い合わせ

START! CHUBU事務局
〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-1
イノフィス8F
TEL:052-253-8484
お問合せはこちら

facebook